春爛漫〜クルマバソウ クレマチス ジャーマンアイリス ビオラ

040512woodruff_bluemist.jpg2004.05.12 Wednesday ウッドラッフ ブルーミスト

昨年秋と春に種まきした中から、何とか咲いてくれました。

思っていたより、ずーっと小さな花で、ブルーの色がすごくきれい!
思わず、しゃがみこんで、魅入ってしまいました(^^)

タネをくださったみなとさん、どうもありがとう!

Woodruff Blue Mist
学名:Asperula odorata 和名:クルマバソウ
タイプ:耐寒性1年草 開花期:6月〜8月 草丈:30cm
日照:半日陰を好む


            


040413clematis.jpg040529clematis1.jpg2004.05.16 Sunday クレマチス・モンタナ・エリザベス

ちょっと(いや、かなり)遅い画像。
一ヶ月ほど前の、クレマチス・モンタナ・エリザベス。

結構、長ったらしい名前ですが、クレマチスと言う花の中の、
原種のモンタナ、という種類の中の、
さらにエリザベス、と言う品種です(くどい?)。

クレマチスは、本当にいろんな形の花があって、
菊みたいにいっぱい花びらの重なるのとか、
鈴のようにぶら下がるのとか。。。

とても同じ花とは思えないほどですが
わたしは割りと、この4枚花びらの一重の物が好きで、
ウチにあるのはこのタイプばっかです。

そうそう、この’エリザベス’は、モンタナの中でも、
特に芳香があると言われていますが、本当に甘い香りがします。

それも、むっとするような香りではなく、やさしくて、やわらかい香り。
香りのある花って、幸せな気持ちになれます(^^)


追記 5/29 下の写真のようになりました。綿毛みたいで、かわいいです〜〜


            


040413g_iris1.jpg040503g_iris2.jpg2004.05.16 Sunday ジャーマンアイリス


これも、前のモンタナと同じ頃に撮った写真。

でも、ジャーマンアイリスは、
まだ咲いてるお宅もあるかな?

チャイナペイントで、
このアイリスの花のお皿を描いたときに、
先生から、ご自宅にある株をいただいて植えたのですが
植えてから、丸二年経って、ようやく花が咲きました。


そうそう、アヤメ類は、ひとつお花が終っても、
もうひとつ中にお花が残っています。

なので、最初のお花が終ったからといって、
捨てないでくださいねーと、注意を受けました!



上の写真が4月13日。
5月3日には、こんなことになっていました・・・(^^ゞポリポリ
がーん


            


040503pansy.jpg040413tulip.jpg2004.05.16 Sunday ビオラとチューリップ

我が家の植物は、ほとんどが地植えなのですが、
玄関周りにだけは、
たくさんの鉢植えを並べるのが好きです。

今年は、紫のビオラを中心に、ユーカリやバーベナと寄せ植えて。

以前はパンジーばかり植えていましたが、小さくて
たくさん咲いてくれるビオラが、だんだんお気に入りに。



もう先月の画像ですが(載せるの遅すぎですね)

チューリップがにょっきりと、顔を出していました。

このチューリップの名は「アラジン」
かわいいでしょ?

童話の名前のついたチューリップって、
たくさんあるんですよ。


#gardening


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CHINAPAINTING EXHIBITION 2004

040515china1.jpgHPを通じてお知り合いになりました『OVERGLAZE』のたびねこ先生のお教室の展示会に行って参りました。初めてお会いするたびねこ先生は、想像以上にお若く、素敵な方で、作品もWebで拝見する以上に素晴らしく、まやなさんとふたり、ただただ、感動の嵐という感じで
展示作品に魅入っていました。それにしても、ハイレベルな作品群でした。

大勢のお客様でお忙しい中、気さくにお話してくださった、たびねこ先生、本当にありがとうございました。


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『浮世絵花盛り』

040514museun9.jpg最近、本当に浮世絵づいてるわたしです(笑)今日は、千葉市美術館まで見に行きました。この建物は、5階までが区役所、7階から上が美術館になっているのですが、8階が第一部 渓斎英泉 として、この美術館の所蔵する英泉のの錦絵(版画)、7階が第二部 肉筆浮世絵 として、寺島文化会館コレクションを中心に展示されていました。

今回も、ボランティアガイドさん付きで、いろいろ興味深い話を聞かせてもらえました。広いフロアに、本当にたくさんの絵が展示されていて、しかも解説つき。最後はビデオ鑑賞までして、気づいたら、3時間が経っていました。これで、常設展示料金の¥200で、本当にいいのでしょうか・・・・

館内の方たちも、とても気さくで、「今後も、千葉市美術館をよろしくお願いします」と言われてしまい、恐縮でした。「素敵な建物ですね。不思議なつくりで・・・古い建物を新しい建物が囲うような」とわたしが言うと、「古い部分は、昔銀行だったそうです。で、新しい建物で囲うように作るのを『鞘堂方式』と言うんです。よかったらどうぞ。」と建物の説明書もくださいました。どこか誇らしげで、気づいてもらえてうれしい、という感じだったので、わたしもうれしかったです。一応、建設会社で、働いてたんです、昔。(建築の知識はないのですが(笑))

その建物もせっかくなので載せておきます。


続きを読む>>


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白寿記念・片岡球子展 〜極める・人と山

040511kataoka_tamako.jpg日本橋三越で、5/11(火)〜23日(日)まで開催されている片岡球子展を、初日に見て来ました。7階ギャラリー。一般¥900


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実は、この方、知りませんでした・・・お恥ずかしい。植物画展を見に行った友人からは「わたしは、日本画は繊細なのが好きだから、彼女のはちょっと・・・」と言われてしまいました。友人の言うとおり、どどーんとした、迫力ある絵。上手、とは言いがたいような画風。日本画家なのか洋画家なのか?と尋ねられることも多く、そう聞かれると「日本人画家」だと答えてきたとか。彼女が言うように、絵を描くと言うことは、心の全部をさらけ出すこと。むき出しの珠子さんという方は、きっとこの絵そのものの人なのだろう、と感じました。

正直、40代頃までの作品は、あまりいいとは思えませんでした。彼女の真骨頂は、やはりライフワークとされている「面構」や、山の絵なのだと思います。特に山の絵は、素晴らしい・・・富士山を、描かせてもらうと言う願いの代わりに、すそを花で飾るなど、女性らしい、細やかな感性です。また「面構」はどれも、画伯らしい強烈な色彩の絵がほとんどですが、墨絵の大家・雪舟だけは、薄墨色で描かれています。

それについても、彼女は、「好奇心がありすぎて、色を使わずにはいられないの。でも、墨絵色に染まったら、雪舟を描いて死のうと思っていた」と言っていますが、まだまだお元気。それらの作品は、どれも大きく、力強く、とても80代や90代の女性の描いたものとはにわかには信じられないほど・・・・

現在画伯は99歳。それでもなお、精力的に作品を描き続け、100歳まで同じモデルで30年間裸婦像に取り組むなどの試みもしている画伯。神奈川県の自宅から、愛知芸大へ、日帰りで教えに行ってるそうで・・・3分の一しか生きていないわたしが、疲れたなんぞと言っては、罰が当たりますのう・・・


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シャネル、華麗なる工房の世界展

040511chanel1.jpg三越で、たまたま見かけたので、見てきたのですが、素晴らしかったです。1階中央ホール。入場無料。
Fashion News ファッション・ニュースより引用

5月11-17日まで、日本橋三越本店1階中央ホールで開催。三越100年記念特別企画で、刺しゅうの「パサージュ」、コサージュの「ルマリエ」、帽子の「ミッシェル」、靴の「マサロ」がシャネルグループとして新しいスタートを迎えるのを機に、これらの工房にスポットライトを当て、製作実演なども行う。
シャネルが傘下に収めた伝統的技術の工房で、カール・ラガーフェルドが「サテライト・ラブ・コレクション」と名づけた世界に焦点を当てます。コピーは「ここに、もうひとつのシャネルがある」。そして、ココ・シャネルの「贅沢とは、外側と同じくらい内側が美しい時のことを言う」という言葉が寄せられています。

なんと言っても、圧巻は、刺繍!ビーズやスパンコールをふんだんに使って、まるでプリント地の様に、生地の上を埋め尽くされたものなど、ため息が出ます。現地から職人さんが来ていて、実演してくれているのですが、一枚一枚刺繍で作り上げた花びらで作られた、シャネルのシンボルともいえるカメリアは、豪華!!そして、オートチュクールのドレス一枚に使われる生地に施される刺繍の時間は、なんと2000時間!!気が遠くなりそうです・・・一体、どんな人がお召しになるのでしょう・・・。

靴や帽子が大好きなわたし。マサロの靴には、ライバルがいないとか。一足に40時間を費やすといいます。あ〜、そんなのはいてたら、魚の目もできないのでしょうねん・・・(笑)


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第20回・植物画コンクール入選作品展

040511botanical1.jpgチャイナの友人に誘われ、「第20回・植物画コンクール入選作品展」を見に、上野の国立科学博物館へ行ってきました。このコンクールは、茨城県にある「筑波実験植物園」が主催して、毎年行われています。小学生の部、中学・高校生の部、一般の部に分かれ、それぞれ、文部科学大臣賞、園長賞、などが設けられ、この作品展には、準佳作以上の作品が展示されていました。

小学生の絵は、拙いながらに、キラリと光る個性を感じるものが多く、高校生ともなると、大人顔負けの作品も数多く展示され、一般は、ほとんどプロなのでは?と思うほど、レベルの高い作品群でした。一般の文部科学大臣賞のとうもろこしは、素晴らしかったです。

開催期間 2004年4月29日(木)〜5月27日(木)
時間 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 毎週月曜日(日・月曜日が祝日の場合は火曜日)
拝観料 常設展料金¥420


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「功名が辻」

司馬遼太郎の「功名が辻」を読みました。

司馬さんのですので、当然歴史モノ、ノンフィクションです。どんな話か、かいつまんで話しますと、土佐藩の開祖、山内伊右衛門一豊の妻、千代は、日本史に残る賢夫人、ということらしいけど、その千代が、夫をとにかくうま〜く操縦して、どんどん出世させていきます。結果、律義者なだけが取柄と言われている伊右衛門が、土佐250万石の大名にまで上りつめるのです。

司馬さんですので、面白いです。引き込まれます。中には、推測の域を出ないような言い伝えも、まるで、その場で見てきたかのような、生き生きとしたエピソードに、膨らませてしまう、その文章力は、さすがですね。

いろいろ、考えさせられました。男の人って、可愛いものなんだなぁ。(みんなが、一豊さんみたいではないのでしょうが)。でもそれを、本人には気取られず、上に上に立てていくことが、大切なのかなぁ、と。そのあたりのことを、よくわかってる女性が、男性を伸ばすことのできる、いわゆる「あげまん」(意味が違うかもしれないけど(笑))になりうるのかもしれませんねぇ。


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『足立美術館の魅力展』

040507yokohama_adachi1.jpg同じく5/7(金)、横浜高島屋で開催されている「足立美術館の魅力展」を見に行ってきた。行く前には、割と入念に下調べをするのであるが、ここに関しては、ちょっとすっぽり抜け落ちていて、どういうわけか「足立区にある美術館」だと思っていた。

・・・すみません。島根県にある美術館で、すごい場所なのだということを、初めて知りました(^^ゞポリポリ。。。何がすごいかと言うと・・・なにしろ、昨年、米国の日本庭園専門誌「Journal of Japanese Gardening」で、二条城や竜安寺などの、歴史ある有名庭園を押さえて、庭園日本一に選ばれたそうなのだ。

この足立美術館は、島根県出身の実業家・足立全康氏が1970年に建てた美術館である。当然、庭園もまだ新しいものである。しかし、その手入れの行き届いた美しさは、日本一にふさわしい素晴らしさなのだろう。ぜひいつか、訪れてみたいものである。

展示されていた絵のほうも、もう本当に素晴らしかった。こちらは、横山大観のコレクションが有名らしいのだが、この展示会にも、多数展示されていた。また、女優の朝丘雪路さんの父である伊東深水の絵も何点か展示され、その中には、雪路さんも登場している。

わたしが気に入ったのは、榊原紫峰の絵。この人のは、もうタッチの全部が好きだと思った。あとは、竹内栖鳳もいい。川合玉堂もやはりいい。

また、日本画の新しい才能を発掘すべく設けられた「足立美術館賞」受賞作が二点
展示されていたが、どちらも和の中に洋の要素も取り入れた、今の時代ならではの作品と言うことで、素晴らしいものだった。特に、第8回受賞作「うたたね」の色彩の美しさに目を奪われた。

会期・5/17(月)まで。「足立美術館」HP


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浮世絵 江戸名所七変化 〜丹波コレクションの魅力〜

040507yokohama_ukiyoe1.jpg5/7(金)、神奈川県立歴史博物館で開催されている「浮世絵 江戸名所七変化 〜丹波コレクションの魅力〜」を見てきた。これは、3月に前期が、4/17〜5/9まで後期が開催されていて、惜しくも前期は見逃してしまったが、後期だけでもとっても興味深い内容だった。

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こちらには、ボランティアの解説の方が常に待機しておられ、たまたま、横で伺っていたら、すごく興味深い話をされていたので、女性二人組みと一緒に、途中から同行させていただいてしまった。「美人と名所」「名所の中の美人」ということで、美人画が、非常に多かったのであるけれど、遊女の衣装は当時の流行を表すということで、柄や、材質、どのようなものが高価で珍重されていたか、そんな話をいろいろ伺えて、非常に有意義で楽しいひとときだった。

また、今の東京と当時の江戸の同じ場所を比較すると言うおもしろさもあった。たとえば、駒込と言う場所がある。初夢のことを「一富士・二鷹・三なすび」というけれど、これは駒込のことを指すのだとか。なぜなら、駒込はナスの産地で、鷹狩のできるお屋敷があり、当然、当時の江戸からは、富士山を眺めることができたであろうから。今の駒込からは、ちょっと想像できないだろう。浮世絵はただ眺めるだけでなく、江戸の風俗を知ると、もっともっと楽しめる、そんな風に感じた。

尚、丹波コレクションとは、横浜の貿易商であった故丹波恒夫氏により、一代で収集された、六千点を超える浮世絵コレクションである。絵の中に、丹波の朱印が押されているので、それとすぐわかるそうである。


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