10月に出る私の本についてですが
今まで情報を小出しにしてきたのは
何ももったいつけているわけではなく
本の内容や出版社名などは、出版社にとっては
いわば「企業秘密」なので、おいそれと
人にぺらぺらしゃべって良いものではないし
ましてや、ネット上で全世界に勝手に発信するのは
たとえ書いた本人でもダメなものなんであります。
そんなわけで、情報開示については、割と神経を尖らせて
これくらいならいいかな?どうかな?と、様子を伺いながら
本当に小出しにしてきたんですが。。。
今日、ちょっとある事情で、たまたま自分の名前をググってみたら
エ○○カBOOKSさんのページが引っかかってきたんですよ。
いきなり、仮タイトルで、自分の本の予約ページが出来ていました!
(前置き長くてすみません!)
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いつの間に。。。
トムズボックス閉店!
2006年にイラストスクールのパレットクラブに通っていたとき
私は今は亡きイラストAコース(※1)を受講していたのだけど
絵本コースに憧れの酒井駒子さんがいらして、喜び勇んで、聴講に行ったのだった。(※2)
酒井さんは少女の様な可愛らしいお方で、一人ではとても講義が出来ないとのことで、
トムズボックスの土井さんが、付き添って講義を行っていた。
初めて会う土井さんは、とても温かい方で、後日私は土井さんの店であり、絵本周辺の方には
あまりにも有名な、吉祥寺のトムズボックスに足を運んだのであった。
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漫画原稿と格闘する。
少し間が空きましたが、7月半ばから3週間以上、ほぼ毎日引きこもって、一日15時間くらい作業していたのが、ようやく、終わりました!!
やってもやっても、ぜんっぜん、終わらなかったんですっ!何がって、原稿を描くのがっっ!!
昔から漫画家さんのイメージって、徹夜でゴリゴリ描く!と言う感じでしたが、あれって、週刊誌や月刊誌で連載を抱えている人気漫画家の話で、コミックエッセイ一冊出すことになった漫画家のタマゴまでが、こんなに大変だとは思いもしませんでしたっっ!!
先日も書きましたが、割と暢気そうに見られがちなんですが、実はすっごく心配性な私。印刷に関してもさらにダメ出しみたいに確認に確認して、それでようやく描くことに専念できるようになりました。
と言っても、やっぱりビビりなので、手は止めてはいませんでしたが。
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やってもやっても、ぜんっぜん、終わらなかったんですっ!何がって、原稿を描くのがっっ!!
昔から漫画家さんのイメージって、徹夜でゴリゴリ描く!と言う感じでしたが、あれって、週刊誌や月刊誌で連載を抱えている人気漫画家の話で、コミックエッセイ一冊出すことになった漫画家のタマゴまでが、こんなに大変だとは思いもしませんでしたっっ!!
先日も書きましたが、割と暢気そうに見られがちなんですが、実はすっごく心配性な私。印刷に関してもさらにダメ出しみたいに確認に確認して、それでようやく描くことに専念できるようになりました。
と言っても、やっぱりビビりなので、手は止めてはいませんでしたが。
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最近のお仕事。
今日も暑いですねぇ。久しぶりに外に出て、ビックリしました。
今年一番初めにしたお仕事は、雑誌ゆうゆう(主婦の友社)3月号に掲載のイラストカットでしたが、この度、一人暮らし特集として書籍化され、担当した特集ページが再掲載されました。
66ページからの「筋活!」特集で、モノクロの食べ物をちょこちょこ描かせていただいています。
さて、タイトルが「最近のお仕事」なので、最近のお仕事について。
ほとんどレギュラー仕事ばかりですが、NHKすイエんサーと、日本実業出版社の経営者向けの雑誌「企業実務」のカット、学研メディカル秀潤社の看護雑誌「ナーシングキャンバス」のエッセイのカットです。
レギュラー以外の仕事については、まだ公開・発売前のものが多く、もう少ししたら公表できると思います。
左)すイエんサーの絵は、最初は本当に緊張したのですが、最近楽しんで描けるようになってきました。
中)「企業実務」は、レジリエンスと言って、精神的に強くあるための方法が色々と書かれていて、とても勉強になります。いろんなシチュエーションのイラストを考えるのも、アタマの体操になります。
右)「ナーシングキャンバス」は、看護学校に通う学生さん向けで、私の担当するエッセイは、患者さんの死との向き合い方など、重い内容が多く、イラストで明るい感じにできればと言う編集部の意向に沿って描くことが多いです。看護学生さんと言えば、まだ20歳そこそこの若い方ばかりだと思いますが、若い方々が、そう言った重い問題に向き合って、大変な仕事を全うされているのを思うと、頭が下がります。
これが今取り組んでいる一番大きなお仕事。ホントちょっとだけ公開。(先日はシルエットだけでしたので、これでも大きな進歩?)今は原稿描きの佳境ですが、死なない程度に頑張ります!
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今年一番初めにしたお仕事は、雑誌ゆうゆう(主婦の友社)3月号に掲載のイラストカットでしたが、この度、一人暮らし特集として書籍化され、担当した特集ページが再掲載されました。
66ページからの「筋活!」特集で、モノクロの食べ物をちょこちょこ描かせていただいています。
さて、タイトルが「最近のお仕事」なので、最近のお仕事について。
ほとんどレギュラー仕事ばかりですが、NHKすイエんサーと、日本実業出版社の経営者向けの雑誌「企業実務」のカット、学研メディカル秀潤社の看護雑誌「ナーシングキャンバス」のエッセイのカットです。
レギュラー以外の仕事については、まだ公開・発売前のものが多く、もう少ししたら公表できると思います。
左)すイエんサーの絵は、最初は本当に緊張したのですが、最近楽しんで描けるようになってきました。
中)「企業実務」は、レジリエンスと言って、精神的に強くあるための方法が色々と書かれていて、とても勉強になります。いろんなシチュエーションのイラストを考えるのも、アタマの体操になります。
右)「ナーシングキャンバス」は、看護学校に通う学生さん向けで、私の担当するエッセイは、患者さんの死との向き合い方など、重い内容が多く、イラストで明るい感じにできればと言う編集部の意向に沿って描くことが多いです。看護学生さんと言えば、まだ20歳そこそこの若い方ばかりだと思いますが、若い方々が、そう言った重い問題に向き合って、大変な仕事を全うされているのを思うと、頭が下がります。
これが今取り組んでいる一番大きなお仕事。ホントちょっとだけ公開。(先日はシルエットだけでしたので、これでも大きな進歩?)今は原稿描きの佳境ですが、死なない程度に頑張ります!
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アワアワさせてしまったワタシ。
先日から、漫画原稿についてのやりとりを印刷所としていたのですが、すんごくめんどくさくて、むきーーーーってなっておりました。
普段のイラストのお仕事は、カラー原稿が多いのですが、カラーモードは大抵RGBでOKで、たまにCMYKにするのが、ややめんどくさい程度で、モノクロ原稿をRGBで送っても何も言われないんだけど、漫画はモノクロ2諧調かトーンとか、いろいろ大変!!イラストと漫画って全然勝手が違う!!のね。
解像度に端数が出るとまずいとか、初めて言われたよ!!的なことが多すぎて、そのやり取りで、肝心の原稿が進まないんですけど。むきーーー!!ってなってたら、編集さん曰く、こんなに著者から質問されたのは、印刷所の営業さんも初めてだそうで、アワアワされていたそうです。ごめんなさい。。。
でもねぇ、原稿160ページ書きあげて原稿作ってしまってから「全部やり直し!」とかなるくらいなら、最初にきちっと自分で理解してやりたいって思ってしまうのよね。私はどうやら、リアルで会うと、ものすごく機械オンチに見えるらしく、およそフォトショとか使いこなすように見えないらしいんだけど、こう見えて、大昔はプログラマやCADオペバリバリやっていたのだぞ。ほほほ。
あ、原稿(ネーム)自体はもう描きあがっておりまして、ここ1週間くらい頑張って下絵をほぼ書き上げたので、あとは下絵少々とペン入れして、完成させるだけ。でもそこのスケジュールがタイトすぎるのです。死にそうです。。。しかし峠は越えたかも。もう少し頑張る。んなわけで、地中奥深く潜っております。。。
ありがたいことに、いろんなイベントごとにお誘いいただいておりますが、まったく顔を出せそうにありません。東京はもちろん、名古屋でも。大変不義理をしておりますです。
土用の丑の日は、無事ウナギを食べました!大好きなプレモル(JR東海限定富士山バージョン)と期間限定のメルツェンってビールを飲んで、何とか乗り切ります。マルゼンかと思ったけど、これおいしい!中身撮り損ねたけど、色が濃くて香ばしい感じ。苦味は少なくて飲みやすい!→どうやらこれは私の美味しいと思うポイントらしい。
メルツェンってなんぞや?と調べたらコチラに。
またコチラによると
3枚目の画像は、最近とある指令を受けて、着手していたもの。数年前からすると、もう本当にやることばかりで、大変な毎日ですが、それでも、一度やろうと決めたことはやり切る、という姿勢は大事にしたいし、やればできるんだな、と言うのを感じました。
先週は原稿に追われつつレギュラー仕事の受注ラッシュだったり、登録してるエージェントの冊子に載せるデータを制作しなくてはならなかったり。忙しい時って重なりますが、何とか乗り切れた模様。
とはいえ、今年はいろいろコンペなどにも出そうと思いつつ、なかなか出せずにいるなぁ。来年こそは頑張ろう。まぁ今までは、そう言うものに出そうとも思わなかったので、そう思うようになっただけでも、進歩だと思おう。
FBでのこういった遊び。データ抜き出しは拒否りつつ、ちょっと楽しみますが、FB自体には投稿しません。
それにしても、結構似てる。ホントこういうおばさんになりそう。ですが、これせいぜい20年後くらいだと思うわー。50年後って、100歳近くになっちゃうよーw
この年になっても、こんな風に元気に「ひよこ色」の浮き輪で泳ぎを楽しめるよう、元気でいないとね!!
最近、絶望的に運動不足で、足のむくみがひどいー。できるだけ出かけるようにしないとねぇ。ムリだけど!
普段のイラストのお仕事は、カラー原稿が多いのですが、カラーモードは大抵RGBでOKで、たまにCMYKにするのが、ややめんどくさい程度で、モノクロ原稿をRGBで送っても何も言われないんだけど、漫画はモノクロ2諧調かトーンとか、いろいろ大変!!イラストと漫画って全然勝手が違う!!のね。
解像度に端数が出るとまずいとか、初めて言われたよ!!的なことが多すぎて、そのやり取りで、肝心の原稿が進まないんですけど。むきーーー!!ってなってたら、編集さん曰く、こんなに著者から質問されたのは、印刷所の営業さんも初めてだそうで、アワアワされていたそうです。ごめんなさい。。。
でもねぇ、原稿160ページ書きあげて原稿作ってしまってから「全部やり直し!」とかなるくらいなら、最初にきちっと自分で理解してやりたいって思ってしまうのよね。私はどうやら、リアルで会うと、ものすごく機械オンチに見えるらしく、およそフォトショとか使いこなすように見えないらしいんだけど、こう見えて、大昔はプログラマやCADオペバリバリやっていたのだぞ。ほほほ。
あ、原稿(ネーム)自体はもう描きあがっておりまして、ここ1週間くらい頑張って下絵をほぼ書き上げたので、あとは下絵少々とペン入れして、完成させるだけ。でもそこのスケジュールがタイトすぎるのです。死にそうです。。。しかし峠は越えたかも。もう少し頑張る。んなわけで、地中奥深く潜っております。。。
ありがたいことに、いろんなイベントごとにお誘いいただいておりますが、まったく顔を出せそうにありません。東京はもちろん、名古屋でも。大変不義理をしておりますです。
土用の丑の日は、無事ウナギを食べました!大好きなプレモル(JR東海限定富士山バージョン)と期間限定のメルツェンってビールを飲んで、何とか乗り切ります。マルゼンかと思ったけど、これおいしい!中身撮り損ねたけど、色が濃くて香ばしい感じ。苦味は少なくて飲みやすい!→どうやらこれは私の美味しいと思うポイントらしい。
メルツェンってなんぞや?と調べたらコチラに。
Marzはドイツ語で3月を意味します。したがって3月に作るビールのことです。モルトの味わい!ですな。
3月に作るビールがなぜ特別なのかというと、まだ冷却技術のない中世の時代、夏の間(4月23日の聖ゲオルクの日から9月29日の聖ミヒャエルの日まで)は、衛生上の理由からビール醸造が禁じられていました。しかし夏にビールが飲めないと困るので、3月の間にできるだけ日持ちのする強いビールを作って夏の間に飲んでいたのがメルツェンビールというわけです。そして秋の収穫祭にはその年のメルツェンビールの残りを飲み干すという習慣もありました。もちろん今日では一年中飲むことができます。
メルツェンは下面発酵で麦汁濃度は13.0以上、アルコール度は6.0%。モルトの味わいが楽しめるビールです。
またコチラによると
ドイツで10月に開かれるビール祭り。その祭りの際に振舞われるビールがこのスタイル。赤褐色。高級ビール!なんですね。てなわけで、私もアワアワしておりました。(→意味違うし!)
かつて冷蔵機械のなかった時代、低温発酵のラガービールの仕込み時期は秋から早春までの低温期に限られていた。夏の間はラガーを醸造できないため、夏に飲むビールは作り置きされ洞に氷を詰め込んで保存された。仕込みの最終時期の3月に仕込むのでメルツェン(ドイツ語で3月)とも呼ばれている。3ヶ月以上の長期熟成により角が取れた円やかなビールになる(現代的ラガーの場合は数日から長くて数週間)。3月ビールとも呼ばれる。
現在のドイツでは「メルツェン」の名は単に高級ビールを示す言葉として使われているようだ。
日本の地ビールメーカーでもこのオクトーバーフェストスタイルのビールを期間限定で販売しているところがある。
3枚目の画像は、最近とある指令を受けて、着手していたもの。数年前からすると、もう本当にやることばかりで、大変な毎日ですが、それでも、一度やろうと決めたことはやり切る、という姿勢は大事にしたいし、やればできるんだな、と言うのを感じました。
先週は原稿に追われつつレギュラー仕事の受注ラッシュだったり、登録してるエージェントの冊子に載せるデータを制作しなくてはならなかったり。忙しい時って重なりますが、何とか乗り切れた模様。
とはいえ、今年はいろいろコンペなどにも出そうと思いつつ、なかなか出せずにいるなぁ。来年こそは頑張ろう。まぁ今までは、そう言うものに出そうとも思わなかったので、そう思うようになっただけでも、進歩だと思おう。
FBでのこういった遊び。データ抜き出しは拒否りつつ、ちょっと楽しみますが、FB自体には投稿しません。
それにしても、結構似てる。ホントこういうおばさんになりそう。ですが、これせいぜい20年後くらいだと思うわー。50年後って、100歳近くになっちゃうよーw
この年になっても、こんな風に元気に「ひよこ色」の浮き輪で泳ぎを楽しめるよう、元気でいないとね!!
最近、絶望的に運動不足で、足のむくみがひどいー。できるだけ出かけるようにしないとねぇ。ムリだけど!
描き続けるということ。
もうおとといの話。
週末に送ったメールの返事が全然来ないなぁと思ったら、20日は祝日でしたねー。そんな世の中の3連休とは全く無縁でガリガリ描いていました。一日当たりに換算すると、とんでもない作業量で、本当に死ぬかもしれないと思ったりしますが(んなわけないですけどね)、とにかく描かないと終わらないので、ガリガリ描き続けます。
少し前に受けたワークショップで、私の絵が課題とあまりに合わなさ過ぎて、どうしたもんだか、悩んでいたのですが
「あなたに仕事の依頼が来たって言うことは(と言う仮定で)、あなたの絵でいいんだから、自信を持って描きなさい」
と言っていただいたことが、ものすごく背中を押してくれる言葉でした。
そか、私の絵でいいと言われてるんだから、勝手に自分の絵が合わないと思いこんで、勝手に自分の絵を無理くり捻じ曲げて描く必要なんて全然ないんだ、と素直に思えるようになりました。
当たり前と言えば当たり前の話なんですが、イラストレーターと言う仕事は、自分の絵を表現するとういうより、クライアントの想定通りの絵を描く仕事だと私は考えているので、どうしても過剰に期待に応えようとしてしまうんだなぁと思いました。それはいいことでもあるけれど、ほどほどにってことですね。
そんなときに、自分の過去の日記にさらに後押しされたり。
今書いてるこのブログは、実は今年の4月から描きはじめたんですが(これが最初の記事※)、今まであちこちに書き散らかしてきた記事を、集めてきて一つのブログにしてるんですね。んで、2007年10月の記事を拾って来たら、上の記事が見つかったんですが、8年近く前のことって忘れてるものなんですね。
先日のワークショップの件も書かないでおこうかと思ったんですが、多分それだと私は忘れてしまうかもしれないので、やっぱり書き残しておこうと思うのでした。2007年の編集長に言われたことも、覚えてることもあるんですが、大体「陽菜さんはもっと絵をたくさん描かなくちゃダメだ」というものでした。ダメ出しされたことしか覚えてないのですが、いいイラストだって言われていたとはびっくり。けっこう期待されていたのかなぁ、なんて、急に超ポジティブに捉えたりして。
そうそう、実はその後、別の編集さんからですが、その会社からはお仕事頂けたので「ウチでは使えない」と言われたことは払しょくできたなぁって思ってます。
※このブログシステムは記事URLが通番になってる。最初の記事はeid1.htmlになってるでしょ。
このブログ最初の記事 http://hiyoko.tv/journal/log/museum/eid1.html
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週末に送ったメールの返事が全然来ないなぁと思ったら、20日は祝日でしたねー。そんな世の中の3連休とは全く無縁でガリガリ描いていました。一日当たりに換算すると、とんでもない作業量で、本当に死ぬかもしれないと思ったりしますが(んなわけないですけどね)、とにかく描かないと終わらないので、ガリガリ描き続けます。
少し前に受けたワークショップで、私の絵が課題とあまりに合わなさ過ぎて、どうしたもんだか、悩んでいたのですが
「あなたに仕事の依頼が来たって言うことは(と言う仮定で)、あなたの絵でいいんだから、自信を持って描きなさい」
と言っていただいたことが、ものすごく背中を押してくれる言葉でした。
そか、私の絵でいいと言われてるんだから、勝手に自分の絵が合わないと思いこんで、勝手に自分の絵を無理くり捻じ曲げて描く必要なんて全然ないんだ、と素直に思えるようになりました。
当たり前と言えば当たり前の話なんですが、イラストレーターと言う仕事は、自分の絵を表現するとういうより、クライアントの想定通りの絵を描く仕事だと私は考えているので、どうしても過剰に期待に応えようとしてしまうんだなぁと思いました。それはいいことでもあるけれど、ほどほどにってことですね。
そんなときに、自分の過去の日記にさらに後押しされたり。
今書いてるこのブログは、実は今年の4月から描きはじめたんですが(これが最初の記事※)、今まであちこちに書き散らかしてきた記事を、集めてきて一つのブログにしてるんですね。んで、2007年10月の記事を拾って来たら、上の記事が見つかったんですが、8年近く前のことって忘れてるものなんですね。
先日のワークショップの件も書かないでおこうかと思ったんですが、多分それだと私は忘れてしまうかもしれないので、やっぱり書き残しておこうと思うのでした。2007年の編集長に言われたことも、覚えてることもあるんですが、大体「陽菜さんはもっと絵をたくさん描かなくちゃダメだ」というものでした。ダメ出しされたことしか覚えてないのですが、いいイラストだって言われていたとはびっくり。けっこう期待されていたのかなぁ、なんて、急に超ポジティブに捉えたりして。
そうそう、実はその後、別の編集さんからですが、その会社からはお仕事頂けたので「ウチでは使えない」と言われたことは払しょくできたなぁって思ってます。
※このブログシステムは記事URLが通番になってる。最初の記事はeid1.htmlになってるでしょ。
このブログ最初の記事 http://hiyoko.tv/journal/log/museum/eid1.html
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誰も携帯を持っていない光景。
1992年ってこんな感じだったんですね。
この時代に、最近少し思い入れが強くて、何だか、ジーンとしながら魅入ってしまいました。まだまだバブルの残り香がしていた頃。よい時代がいつまでも続かないってわかってたけど、まだみんな、本当のところではそんな実感なかった、そんな頃。
誰も携帯を持たず、まっすぐ前を見ていて、何かいいなぁ。
全てをシャットアウトして、本当にひとりきりになれた時代。寂しいこともあったけど、いつでも人と繋がれたって、寂しい時は寂しいよね。
http://a-mp.jp/article/6635
(HD)1992年の東京の日常風景 1/2
(HD)1992年の東京の日常風景 2/2
これより少し前だけれど、ほぼ同じ時代。二年前にのっけてたのね。
昔、江戸川区のジェイブ美術館で撮った奇跡の一枚。1991年9月23日なので24年前!今の半分の年齢。髪型もファッションもバブル臭いよねw 当時はこの絵のこと全然知らなかったのだけど、2005年にラ・トゥール展で本物を見たときの感動と言ったら、なかったよなぁ。
いかさま師 (ダイヤのAを持った) (Tricheur (à l'as de carreau))
1635-1638年頃 106×146cm | 油彩・画布 | ルーヴル美術館(パリ)
この時代に、最近少し思い入れが強くて、何だか、ジーンとしながら魅入ってしまいました。まだまだバブルの残り香がしていた頃。よい時代がいつまでも続かないってわかってたけど、まだみんな、本当のところではそんな実感なかった、そんな頃。
誰も携帯を持たず、まっすぐ前を見ていて、何かいいなぁ。
全てをシャットアウトして、本当にひとりきりになれた時代。寂しいこともあったけど、いつでも人と繋がれたって、寂しい時は寂しいよね。
http://a-mp.jp/article/6635
(HD)1992年の東京の日常風景 1/2
(HD)1992年の東京の日常風景 2/2
これより少し前だけれど、ほぼ同じ時代。二年前にのっけてたのね。
昔、江戸川区のジェイブ美術館で撮った奇跡の一枚。1991年9月23日なので24年前!今の半分の年齢。髪型もファッションもバブル臭いよねw 当時はこの絵のこと全然知らなかったのだけど、2005年にラ・トゥール展で本物を見たときの感動と言ったら、なかったよなぁ。
いかさま師 (ダイヤのAを持った) (Tricheur (à l'as de carreau))
1635-1638年頃 106×146cm | 油彩・画布 | ルーヴル美術館(パリ)
東京装画賞2015
昨日、7/10(金)は東京装画賞2015の結果発表でした。6/26の選考の様子は、FBでリアルタイムで見ていて、一次のこの写真では、たぶん私の?(一番手前のもの)と確認できるのですが、二次選考以降の画像ではどうにも見つからず、あーダメだったかも?と思っておりました。
先日、DAZZLEのオープニングで、図書設計協会のM先生にお会いして「まだ何も言っちゃいけないんだぁ」と言われ、ドキドキ。。。しながら、しばらく忘れておりましたが(笑)、昨日結果を見たら、一次は何とか通過。知った名前がチラホラで、何とか面目は保てたなと。
M先生曰く、今回から選考が厳しくなって、前回までは、一次選考通過で入選だったそうなのですが、今回からは二次選考以降で入選になったのだそうです。確かに2013年のを見ると(2014年は開催なし)、一次選考通過って項目はないのですねぇ。
この賞がハードルが高いのは、装画だけでなく、装幀(デザイン)まで仕上げて送らなくてはいけないということ!実は、今回ある方にデザインを担当いただき、共同で制作。入選できたのも、デザインのおかげかな?と思います。そんなわけで、私の作品はコチラ。
最初から、背景と人物を別々に描いておけば、問題なかったのに、一枚絵で仕上げてしまったので、デザイナーさんに苦労をお掛けしてしまいました。表4(裏表紙)は表1を小さくして載せればいいかな、などとアホなことを考えて、表4用の素材が何もなかったので、慌ててドロシーだけ切り抜いて送りましたが、タイトル周りの関係で、ドロシー単体が表1(表紙)になりました。表4(裏表紙)に表紙用のイラストを詰め込み、背中に全員集合な感じになっております。こんなに花畑が大きく載るなら、もっと丁寧に描けばよかったなぁと激しく後悔。こう言う時のために、常に細かいところもベストを尽くさなくては、ですねぇ。そもそも、花は赤い芥子なんですよね。全然ちゃうやん。
こちらはその後、オットと合作して制作したフォトレーション。元イラストの背景からの切り抜きは私がして、足もとの影や、ライオンの足もとの草や、虹を木の向こうにあるようにしたり、などは、オットが作業してくれました。こうしてみると、これも結構イイ感じなので、来年は、フォトレーションでも出してみようかなー。頑張ろうっと。
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先日、DAZZLEのオープニングで、図書設計協会のM先生にお会いして「まだ何も言っちゃいけないんだぁ」と言われ、ドキドキ。。。しながら、しばらく忘れておりましたが(笑)、昨日結果を見たら、一次は何とか通過。知った名前がチラホラで、何とか面目は保てたなと。
M先生曰く、今回から選考が厳しくなって、前回までは、一次選考通過で入選だったそうなのですが、今回からは二次選考以降で入選になったのだそうです。確かに2013年のを見ると(2014年は開催なし)、一次選考通過って項目はないのですねぇ。
この賞がハードルが高いのは、装画だけでなく、装幀(デザイン)まで仕上げて送らなくてはいけないということ!実は、今回ある方にデザインを担当いただき、共同で制作。入選できたのも、デザインのおかげかな?と思います。そんなわけで、私の作品はコチラ。
最初から、背景と人物を別々に描いておけば、問題なかったのに、一枚絵で仕上げてしまったので、デザイナーさんに苦労をお掛けしてしまいました。表4(裏表紙)は表1を小さくして載せればいいかな、などとアホなことを考えて、表4用の素材が何もなかったので、慌ててドロシーだけ切り抜いて送りましたが、タイトル周りの関係で、ドロシー単体が表1(表紙)になりました。表4(裏表紙)に表紙用のイラストを詰め込み、背中に全員集合な感じになっております。こんなに花畑が大きく載るなら、もっと丁寧に描けばよかったなぁと激しく後悔。こう言う時のために、常に細かいところもベストを尽くさなくては、ですねぇ。そもそも、花は赤い芥子なんですよね。全然ちゃうやん。
こちらはその後、オットと合作して制作したフォトレーション。元イラストの背景からの切り抜きは私がして、足もとの影や、ライオンの足もとの草や、虹を木の向こうにあるようにしたり、などは、オットが作業してくれました。こうしてみると、これも結構イイ感じなので、来年は、フォトレーションでも出してみようかなー。頑張ろうっと。
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フォトレーション。
2013年5月に北青山のDAZZLEで行われた「フォトレーション展」に出した「不思議の国のアリス」をテーマにした作品。下が以前の作品で、上が今回手を入れた作品(主にオットが)
フォトレーションとは、写真(photo-graph)とイラスト(illust-ration)から半分ずつ取った造語で、写真とイラストを使って一枚の作品を作り上げると言うもの。せっかく夫婦で写真と絵をやっているので、もう少しこれを続けたいと、その後2013年12月の「宮沢賢治展」(池袋)、2014年6〜8月の「浜田広介展」(山形)、今現在開催中の「新美南吉展」(愛知)でも作品を展示してきています。
そんな中、ある方にお声掛けいただいて、少しこの世界を極めてみようと、試行錯誤中です。このまま、どうにか形になると良いのですが。。。もう少し頑張って続けて行こうと思います。それにしても、フォトショップってすごいんだなぁ、と改めて思うのでした。。。
下のもとの作品は、下地になった写真はすべて大阪・新世界で撮影したもの。オカマのマネキンを、アリスに登場する侯爵夫人に見立てています。
しかしやはり、いかにも繁華街と言う背景はおかしいのでは?ということで、上の作品は、右半分の背景部分だけ、コスタリカのアレナルと言う地域の草原のような風景に差し替えています。サギがいたりして、いいところでした。
コスタリカ、動物が本当にたくさんいる素晴らしい国なんですが、なぜかどういう訳か、猫を一匹も見かけなかったんです。どうしてなんでしょうか。犬はよく見かけたのですが。。。不思議です。
このレインボーの意味が、まさにこのジュディ・ガーランドの話で触れられている、同性愛者のテーマソング「オーバー・ザ・レインボウ」から来ているんですね。そろそろ飽きたので、画像変えようかな、と思っていますが。。。どうしようかな。
そして現在東京滞在中ですが、6/30(火)、お昼ごろに乗っていた新幹線が小田原で足止めになり、わけがわからず、15時に人と会う約束があったので、そのまま在来線に乗り換えて、1時間半遅れで東京駅に降り立ちました。
色々予定は狂いましたが、それでも、全く予期しなかった恐ろしい事件に巻き込まれた方々のことを思うと、また、京都から東京に来た知人は、小田原の手前で列車が止まってしまい、降りることも出来ず、車内は暴動寸前だったと聞いて、自分は運がよかったのだと、本当に思いました。それにしても、恐ろしい事件でした。
フォトレーションとは、写真(photo-graph)とイラスト(illust-ration)から半分ずつ取った造語で、写真とイラストを使って一枚の作品を作り上げると言うもの。せっかく夫婦で写真と絵をやっているので、もう少しこれを続けたいと、その後2013年12月の「宮沢賢治展」(池袋)、2014年6〜8月の「浜田広介展」(山形)、今現在開催中の「新美南吉展」(愛知)でも作品を展示してきています。
そんな中、ある方にお声掛けいただいて、少しこの世界を極めてみようと、試行錯誤中です。このまま、どうにか形になると良いのですが。。。もう少し頑張って続けて行こうと思います。それにしても、フォトショップってすごいんだなぁ、と改めて思うのでした。。。
下のもとの作品は、下地になった写真はすべて大阪・新世界で撮影したもの。オカマのマネキンを、アリスに登場する侯爵夫人に見立てています。
しかしやはり、いかにも繁華街と言う背景はおかしいのでは?ということで、上の作品は、右半分の背景部分だけ、コスタリカのアレナルと言う地域の草原のような風景に差し替えています。サギがいたりして、いいところでした。
コスタリカ、動物が本当にたくさんいる素晴らしい国なんですが、なぜかどういう訳か、猫を一匹も見かけなかったんです。どうしてなんでしょうか。犬はよく見かけたのですが。。。不思議です。
このレインボーの意味が、まさにこのジュディ・ガーランドの話で触れられている、同性愛者のテーマソング「オーバー・ザ・レインボウ」から来ているんですね。そろそろ飽きたので、画像変えようかな、と思っていますが。。。どうしようかな。
そして現在東京滞在中ですが、6/30(火)、お昼ごろに乗っていた新幹線が小田原で足止めになり、わけがわからず、15時に人と会う約束があったので、そのまま在来線に乗り換えて、1時間半遅れで東京駅に降り立ちました。
色々予定は狂いましたが、それでも、全く予期しなかった恐ろしい事件に巻き込まれた方々のことを思うと、また、京都から東京に来た知人は、小田原の手前で列車が止まってしまい、降りることも出来ず、車内は暴動寸前だったと聞いて、自分は運がよかったのだと、本当に思いました。それにしても、恐ろしい事件でした。
♪カンポカンポカンポ、漢方!
仕事で漢方について調べているんですが、セリ科の漢方って区別つかない!この3つ、見分けられますー?みんなきれいなレースフラワーみたい。ちなみに、セリの仲間は、血の道に効くものが多くて、有名な漢方薬の当帰芍薬散(右上のToukiは当帰のこと)は、女性のための漢方と言われてるそうですね。血の流れが悪いとか冷えとかに効くらしい。私も飲もうかしら。。。てか、防風は「ハマボウフウ」「ハクサンボウフウ」ばかりで、フツーのボウフウが出てこない。くまったなぁ。。。
タイトル、やっぱ漢方と言えば、この曲ですよね。「食べる前に飲む!」やっぱそれが大事で、漢方ってやはり食前に飲むのですね。
全然話は違いますが、先日新美南吉記念館から「黒柳徹子のコドモノクニ〜美智子さまが愛した童話作家・新美南吉 名作『でんでんむしのかなしみ』誕生秘話」のDVDを送っていただき、拝見しまして、もう号泣でした。ああ、南吉さんの体がもう少し丈夫だったら。。。本当に本当に残念でなりません。。。写真は5月に記念館に行ったときのもの。撮影:まんぼーさん
そして、初めて読んだ時にはあまりピンとこなかった、「でんでんむしのかなしみ」が、すごく心に沁みるようになりました。私も少しは大人になれたのかな?もう十分いい年齢なのに!
→これ読んでみようかなぁ。
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タイトル、やっぱ漢方と言えば、この曲ですよね。「食べる前に飲む!」やっぱそれが大事で、漢方ってやはり食前に飲むのですね。
全然話は違いますが、先日新美南吉記念館から「黒柳徹子のコドモノクニ〜美智子さまが愛した童話作家・新美南吉 名作『でんでんむしのかなしみ』誕生秘話」のDVDを送っていただき、拝見しまして、もう号泣でした。ああ、南吉さんの体がもう少し丈夫だったら。。。本当に本当に残念でなりません。。。写真は5月に記念館に行ったときのもの。撮影:まんぼーさん
そして、初めて読んだ時にはあまりピンとこなかった、「でんでんむしのかなしみ」が、すごく心に沁みるようになりました。私も少しは大人になれたのかな?もう十分いい年齢なのに!
→これ読んでみようかなぁ。
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