No War!

150817_nara_original.jpg国際的な現代美術家、奈良美智さんは、2014年末に戦争をテーマにした画集「NO WAR!」(美術出版社)を上梓され、今回こんなインタビューに答えています。

奈良美智さんが「NO WAR!」という画集を出した理由【戦後70年】
投稿日: 2015年08月14日 13時10分 JST 更新: 2015年08月15日 23時55分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/13/yoshitomo-nara-no-war_n_7985930.html
【戦後70年】奈良美智さんがドイツで驚いた「敗戦国の歴史認識」
投稿日: 2015年08月15日 18時33分 JST 更新: 2015年08月16日 10時31分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/15/yoshitomo-nara-no-war2_n_7991432.html

ベルリンの壁が壊されてから、国会議事堂をガラスで作り、中にはユダヤ人の作ったアート作品をたくさん陳列して、私たちは忘れていません、ということをずっと伝え続けているドイツ。

そんなドイツは戦後ものすごい勢いで経済発展し、現在は近隣国から一番信頼される国となっています。最近でも、経済破たんしたギリシャを支援したり、ドイツはヨーロッパの実質的なリーダーとしての地位を確立しています。また、一般の国民の歴史や戦争に対する意識もとても高いそうです。

片や日本はどうでしょうか。アジアのほとんどの国からは信頼を集める日本も、一番近い国とは、信頼関係を築けていません。アジアのリーダーとなるには程遠いです。また、一般の国民はおそらく、普段から歴史や戦争について議論したり語ったりと言う機会はほとんどない、と言うのが実情です。

若いころから戦争を意識してきた奈良さんが、戦争の「からくり」に気づいたとき、大きなショックを受けたと言います。
「日本の経済復興っていうのは他の国で戦争があったからだったんだなって。朝鮮戦争やベトナム戦争のおかげ。大戦後のアメリカの繁栄と日本の経済復興は二人三脚だったんだよね。」
「心ある人たちは反戦歌を歌い、心ない人っていうのは、お金儲けるために大きな戦争を起こしたり、武器を作ったりしているんですね。」

「東京タワーって、鉄でできてるんですが、朝鮮戦争でスクラップになったアメリカ軍の戦車が使われてるんです。」
ってのも相当ショックですよね。

その大きなショックって、最近では、原発事故で
「国が言ってることと、やっていることが違う状況があったっていうのが、後からどんどんわかってきた。もともと不信感はあったんだけど、自分たち国民は政府の駒であるような感じとか、すごくないがしろにされてる感じを覚えた。」
多くの国民が感じたことと同じなのでは、と思いました。
東北の大震災や原発事故以降の流れ、原発再稼働とか安保関連法案とか、そうした世の中の流れを見ている時に、「ちょっと待てよ」と思って。このままだと、おかしくなっちゃうんじゃないかと不安をすごく覚えた。今まではわかってくれる人にだけ、わかってもらえばいいやと思ってて、自分が描いてきたものを、今だったら自信を持って人前に、「僕はこういうことを考えてきたんだよ」っていうふうに出してもいいんじゃないか、いや、出すべきなんじゃないかって思ったのがきっかけなんです。
            


昨年もカードで参加したPEACE CARD展、今年は東京展の原画展に参加します。

原画と同じポストカードを購入することが出来ます。
今年のテーマは「わたしたちはもう戦争をしません」です。
昨年以上に緊迫した状況の中で選ばれたテーマです。

よかったら、会場に脚を運んでいただけるとうれしいです。
また、PEACE CARD展は、カードで誰でも参加できるので、よかったらぜひ
「わたしたちはもう戦争をしません」
と言う想いを、カードに託して、参加してみてくださいませ。

会期 : 10月5(月)〜10(土)
会場 : MAYA2 東京都港区北青山2丁目10−26

展示テーマ「わたしたちはもう戦争をしません」

詳細はまた追って載せます。


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イベント「親子で似顔絵イラストを描こう!」

150808_MG_5406.jpg先週の土曜日、北名古屋市生涯学習課からのご依頼で、親子で似顔絵を描こう!というイラスト講座の講師をしてきました。私もその場で受講生の親子の方たちの絵を描いてプレゼントしていたら、受講生の男の子がカメラマンのお兄さんを描く、とオットを描きだして、他の子やお母さん方も私の絵もたくさん描いて下さって、すっごく楽しく幸せな時間でした。

最初にCちゃんという子のお母さんが「この子、絵を描くのが好きじゃないんです」とおっしゃっていたのが、Cちゃんは、ママと私たち夫婦の絵を描いてくれて、最後には絵を描くのが好きになったと言ってくれたんです。もう本当にうれしい瞬間でした。他にも同じように絵を描くのが好きになったと言ってくれた子も何人かいて、たった2時間だけど、そんな風に思ってもらえる時間を持てて、ホント幸せに感じました。

オットは相変わらず、安定の男子人気で、一人の愛らしい男子から「もうお兄さんには会えないの?」と熱烈ラブコールをもらっておりました。うらやましい〜
それにしても、子供と触れ合うってイイですねぇ。2時間で14人の似顔絵を描くって結構ハードでしたが、ホント癒されて帰ってきました!

その後、生涯学習課のIさんによれば、アンケートの結果も「楽しかった」と言うご意見ばかりで「先生に描いてもらった絵を大事にします」とのこと!うるうる・・・感涙です。
今月末から始まる大人向け講座(全4回)は、満員御礼だそうです。こちらはレジェメもしっかり作り、本格的な講座になりそうで、ドキドキです。頑張りますっ!!

イベントの詳細はコチラ


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漫画原稿と格闘する。

150802_02-046atp_hina1-2.jpg少し間が空きましたが、7月半ばから3週間以上、ほぼ毎日引きこもって、一日15時間くらい作業していたのが、ようやく、終わりました!!
やってもやっても、ぜんっぜん、終わらなかったんですっ!何がって、原稿を描くのがっっ!!

昔から漫画家さんのイメージって、徹夜でゴリゴリ描く!と言う感じでしたが、あれって、週刊誌や月刊誌で連載を抱えている人気漫画家の話で、コミックエッセイ一冊出すことになった漫画家のタマゴまでが、こんなに大変だとは思いもしませんでしたっっ!!

先日も書きましたが、割と暢気そうに見られがちなんですが、実はすっごく心配性な私。印刷に関してもさらにダメ出しみたいに確認に確認して、それでようやく描くことに専念できるようになりました。
と言っても、やっぱりビビりなので、手は止めてはいませんでしたが。


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最近のお仕事。

150729yuyu_9332a.jpg今日も暑いですねぇ。久しぶりに外に出て、ビックリしました。

今年一番初めにしたお仕事は、雑誌ゆうゆう(主婦の友社)3月号に掲載のイラストカットでしたが、この度、一人暮らし特集として書籍化され、担当した特集ページが再掲載されました。
66ページからの「筋活!」特集で、モノクロの食べ物をちょこちょこ描かせていただいています。


              


さて、タイトルが「最近のお仕事」なので、最近のお仕事について。

ほとんどレギュラー仕事ばかりですが、NHKすイエんサーと、日本実業出版社の経営者向けの雑誌「企業実務」のカット、学研メディカル秀潤社の看護雑誌「ナーシングキャンバス」のエッセイのカットです。
レギュラー以外の仕事については、まだ公開・発売前のものが多く、もう少ししたら公表できると思います。

150707kendama0-thumb-300xauto-554677.jpg150528kigyou_image.jpg150508nursing1506web_l.jpg
左)すイエんサーの絵は、最初は本当に緊張したのですが、最近楽しんで描けるようになってきました。
中)「企業実務」は、レジリエンスと言って、精神的に強くあるための方法が色々と書かれていて、とても勉強になります。いろんなシチュエーションのイラストを考えるのも、アタマの体操になります。
右)「ナーシングキャンバス」は、看護学校に通う学生さん向けで、私の担当するエッセイは、患者さんの死との向き合い方など、重い内容が多く、イラストで明るい感じにできればと言う編集部の意向に沿って描くことが多いです。看護学生さんと言えば、まだ20歳そこそこの若い方ばかりだと思いますが、若い方々が、そう言った重い問題に向き合って、大変な仕事を全うされているのを思うと、頭が下がります。

150716_comic9312.jpg
これが今取り組んでいる一番大きなお仕事。ホントちょっとだけ公開。(先日はシルエットだけでしたので、これでも大きな進歩?)今は原稿描きの佳境ですが、死なない程度に頑張ります!




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苦いけどフルーティな、自意識ってやつ。

IMG_9330.JPG150728banana_y1.jpg先日のSUNTORYメルツェンに続いて、同じく数量限定品(期間じゃなくて、数量なのね)のスペシャルビター。この名前からして苦いのね、あんまり好みじゃなさそう。と思いつつ飲みましたが、結構いける。ホント苦いけど。後味がハーブのようにさわやかなの。まぁ麦も植物ですからね。ハーブっちゃ、ハーブなのか。


         


2007年頃のブログを、読み返しながら、ブログの整理をしているんですが、それがすごく面白い。自分で書いたはずなのに、覚えてないことも多くて。そしてこの頃、迷える仔羊だった私は、ものすごく自意識過剰のイタイ女で、そりゃあもう、イタイことばっか書いてるんですが、人のイタイ日記って面白いのね。
(8年も経ってるとすでに他人事)

考えてみれば、作家って人たちは大体自意識過剰だし、自意識過剰な人が、普通の人にも起こりうることを、さも特別なように、自意識過剰に書き散らすからこそ、作家の書くものはおもしろい訳で。
だから酒井順子さんは作家業をしていられるわけで。自意識過剰ってのは、ネタが尽きないのかもしれません。そか、だったら私は自意識を大事にしよう。

さて、その2007年8月の日記の中の「8/11(土)禅問答」に出てくるN先生と言うのは、元「海燕」編集長の根本昌夫さんのことなんですが、中にも書いていますが、根本先生ってのは本当にすごい人で、ホント、先生にはスルッとマルッと全てお見通しだったな、と仲間由紀恵入りつつ思ってしまうのですが、私が生まれてはじめて出会った編集者が根本さんだったので、編集者ってのはすごいものなんだなぁと、思ったものでした。


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アワアワさせてしまったワタシ。

150724_IMG_9315.jpg150726_malpu_9324.jpg先日から、漫画原稿についてのやりとりを印刷所としていたのですが、すんごくめんどくさくて、むきーーーーってなっておりました。

普段のイラストのお仕事は、カラー原稿が多いのですが、カラーモードは大抵RGBでOKで、たまにCMYKにするのが、ややめんどくさい程度で、モノクロ原稿をRGBで送っても何も言われないんだけど、漫画はモノクロ2諧調かトーンとか、いろいろ大変!!イラストと漫画って全然勝手が違う!!のね。

解像度に端数が出るとまずいとか、初めて言われたよ!!的なことが多すぎて、そのやり取りで、肝心の原稿が進まないんですけど。むきーーー!!ってなってたら、編集さん曰く、こんなに著者から質問されたのは、印刷所の営業さんも初めてだそうで、アワアワされていたそうです。ごめんなさい。。。

でもねぇ、原稿160ページ書きあげて原稿作ってしまってから「全部やり直し!」とかなるくらいなら、最初にきちっと自分で理解してやりたいって思ってしまうのよね。私はどうやら、リアルで会うと、ものすごく機械オンチに見えるらしく、およそフォトショとか使いこなすように見えないらしいんだけど、こう見えて、大昔はプログラマやCADオペバリバリやっていたのだぞ。ほほほ。

あ、原稿(ネーム)自体はもう描きあがっておりまして、ここ1週間くらい頑張って下絵をほぼ書き上げたので、あとは下絵少々とペン入れして、完成させるだけ。でもそこのスケジュールがタイトすぎるのです。死にそうです。。。しかし峠は越えたかも。もう少し頑張る。んなわけで、地中奥深く潜っております。。。

ありがたいことに、いろんなイベントごとにお誘いいただいておりますが、まったく顔を出せそうにありません。東京はもちろん、名古屋でも。大変不義理をしておりますです。

土用の丑の日は、無事ウナギを食べました!大好きなプレモル(JR東海限定富士山バージョン)と期間限定のメルツェンってビールを飲んで、何とか乗り切ります。マルゼンかと思ったけど、これおいしい!中身撮り損ねたけど、色が濃くて香ばしい感じ。苦味は少なくて飲みやすい!→どうやらこれは私の美味しいと思うポイントらしい。

メルツェンってなんぞや?と調べたらコチラに。
Marzはドイツ語で3月を意味します。したがって3月に作るビールのことです。
3月に作るビールがなぜ特別なのかというと、まだ冷却技術のない中世の時代、夏の間(4月23日の聖ゲオルクの日から9月29日の聖ミヒャエルの日まで)は、衛生上の理由からビール醸造が禁じられていました。しかし夏にビールが飲めないと困るので、3月の間にできるだけ日持ちのする強いビールを作って夏の間に飲んでいたのがメルツェンビールというわけです。そして秋の収穫祭にはその年のメルツェンビールの残りを飲み干すという習慣もありました。もちろん今日では一年中飲むことができます。
メルツェンは下面発酵で麦汁濃度は13.0以上、アルコール度は6.0%。モルトの味わいが楽しめるビールです。
モルトの味わい!ですな。

またコチラによると
ドイツで10月に開かれるビール祭り。その祭りの際に振舞われるビールがこのスタイル。赤褐色。
かつて冷蔵機械のなかった時代、低温発酵のラガービールの仕込み時期は秋から早春までの低温期に限られていた。夏の間はラガーを醸造できないため、夏に飲むビールは作り置きされ洞に氷を詰め込んで保存された。仕込みの最終時期の3月に仕込むのでメルツェン(ドイツ語で3月)とも呼ばれている。3ヶ月以上の長期熟成により角が取れた円やかなビールになる(現代的ラガーの場合は数日から長くて数週間)。3月ビールとも呼ばれる。
現在のドイツでは「メルツェン」の名は単に高級ビールを示す言葉として使われているようだ。
日本の地ビールメーカーでもこのオクトーバーフェストスタイルのビールを期間限定で販売しているところがある。
高級ビール!なんですね。てなわけで、私もアワアワしておりました。(→意味違うし!)

3枚目の画像は、最近とある指令を受けて、着手していたもの。数年前からすると、もう本当にやることばかりで、大変な毎日ですが、それでも、一度やろうと決めたことはやり切る、という姿勢は大事にしたいし、やればできるんだな、と言うのを感じました。

先週は原稿に追われつつレギュラー仕事の受注ラッシュだったり、登録してるエージェントの冊子に載せるデータを制作しなくてはならなかったり。忙しい時って重なりますが、何とか乗り切れた模様。

とはいえ、今年はいろいろコンペなどにも出そうと思いつつ、なかなか出せずにいるなぁ。来年こそは頑張ろう。まぁ今までは、そう言うものに出そうとも思わなかったので、そう思うようになっただけでも、進歩だと思おう。


150724_50years_after1.jpgFBでのこういった遊び。データ抜き出しは拒否りつつ、ちょっと楽しみますが、FB自体には投稿しません。

それにしても、結構似てる。ホントこういうおばさんになりそう。ですが、これせいぜい20年後くらいだと思うわー。50年後って、100歳近くになっちゃうよーw

この年になっても、こんな風に元気に「ひよこ色」の浮き輪で泳ぎを楽しめるよう、元気でいないとね!!

最近、絶望的に運動不足で、足のむくみがひどいー。できるだけ出かけるようにしないとねぇ。ムリだけど!


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描き続けるということ。

150718_genkou9314web.jpg150721_4846_n.jpgもうおとといの話。
週末に送ったメールの返事が全然来ないなぁと思ったら、20日は祝日でしたねー。そんな世の中の3連休とは全く無縁でガリガリ描いていました。一日当たりに換算すると、とんでもない作業量で、本当に死ぬかもしれないと思ったりしますが(んなわけないですけどね)、とにかく描かないと終わらないので、ガリガリ描き続けます。


        


少し前に受けたワークショップで、私の絵が課題とあまりに合わなさ過ぎて、どうしたもんだか、悩んでいたのですが
「あなたに仕事の依頼が来たって言うことは(と言う仮定で)、あなたの絵でいいんだから、自信を持って描きなさい」
と言っていただいたことが、ものすごく背中を押してくれる言葉でした。

そか、私の絵でいいと言われてるんだから、勝手に自分の絵が合わないと思いこんで、勝手に自分の絵を無理くり捻じ曲げて描く必要なんて全然ないんだ、と素直に思えるようになりました。
当たり前と言えば当たり前の話なんですが、イラストレーターと言う仕事は、自分の絵を表現するとういうより、クライアントの想定通りの絵を描く仕事だと私は考えているので、どうしても過剰に期待に応えようとしてしまうんだなぁと思いました。それはいいことでもあるけれど、ほどほどにってことですね。

そんなときに、自分の過去の日記にさらに後押しされたり。
今書いてるこのブログは、実は今年の4月から描きはじめたんですが(これが最初の記事※)、今まであちこちに書き散らかしてきた記事を、集めてきて一つのブログにしてるんですね。んで、2007年10月の記事を拾って来たら、上の記事が見つかったんですが、8年近く前のことって忘れてるものなんですね。

先日のワークショップの件も書かないでおこうかと思ったんですが、多分それだと私は忘れてしまうかもしれないので、やっぱり書き残しておこうと思うのでした。2007年の編集長に言われたことも、覚えてることもあるんですが、大体「陽菜さんはもっと絵をたくさん描かなくちゃダメだ」というものでした。ダメ出しされたことしか覚えてないのですが、いいイラストだって言われていたとはびっくり。けっこう期待されていたのかなぁ、なんて、急に超ポジティブに捉えたりして。
そうそう、実はその後、別の編集さんからですが、その会社からはお仕事頂けたので「ウチでは使えない」と言われたことは払しょくできたなぁって思ってます。

※このブログシステムは記事URLが通番になってる。最初の記事はeid1.htmlになってるでしょ。
このブログ最初の記事  http://hiyoko.tv/journal/log/museum/eid1.html


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誰も携帯を持っていない光景。

1992年ってこんな感じだったんですね。
この時代に、最近少し思い入れが強くて、何だか、ジーンとしながら魅入ってしまいました。まだまだバブルの残り香がしていた頃。よい時代がいつまでも続かないってわかってたけど、まだみんな、本当のところではそんな実感なかった、そんな頃。

誰も携帯を持たず、まっすぐ前を見ていて、何かいいなぁ。
全てをシャットアウトして、本当にひとりきりになれた時代。寂しいこともあったけど、いつでも人と繋がれたって、寂しい時は寂しいよね。

http://a-mp.jp/article/6635

(HD)1992年の東京の日常風景 1/2


(HD)1992年の東京の日常風景 2/2



          


910923la_tour00.jpgこれより少し前だけれど、ほぼ同じ時代。二年前にのっけてたのね。

昔、江戸川区のジェイブ美術館で撮った奇跡の一枚。1991年9月23日なので24年前!今の半分の年齢。髪型もファッションもバブル臭いよねw 当時はこの絵のこと全然知らなかったのだけど、2005年にラ・トゥール展で本物を見たときの感動と言ったら、なかったよなぁ。

いかさま師 (ダイヤのAを持った) (Tricheur (à l'as de carreau))
1635-1638年頃 106×146cm | 油彩・画布 | ルーヴル美術館(パリ)


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モノづくりと受け身の姿勢。

150719_CC-Lemon-Hall-Shibuya-02.jpgいろいろ今浦島な私。

知人がFBに渋谷公会堂の記事を上げていて「あれ?CCレモンホールじゃないのか?」と思って調べたら、2011年9月末で契約が切れて、元に戻ってたんだそうですね。
契約期間の終了時、サントリーは「商品の認知度を高めるという当初の目的は達成した」として、契約の延長を行わなかった。この結果、2011年(平成23年)9月30日には「C.C.Lemonホール」の表示や看板も撤去され、翌10月1日には5年ぶりに「渋谷公会堂」の呼称が公式にも復活した。この命名権について渋谷区は、新たな契約者を募集している。
ってことですが、認知度で言えば、あのチータの歌声だけで十分だったんでは?と思ったりする。とはいっても、今の若者は知らないのかぁ。
しかしまだ、画像がCCレモンホールのままになってるWiki(笑)

渋公と言えば、新人が一流に昇り詰める登竜門的な場所でありながら、すでにビッグになってた「BOØWY」が解散宣言した場所として有名ですが、行ったことないんだよねぇ。

もう一ヶ所、行ったことないホールと言えば、舞浜のNKホール。先日、初めてNHKホールに行く時に「あれ?これって渋谷のNHKでいいんだよね?千葉じゃないよね?」と、一瞬疑問が頭をよぎったんですが、名前似すぎよね。

んで、舞浜のNKホール、吉井さんはセカンドのツアーで2005年7月2・3日にライブ行ってますが(私はこのときチケット取れなかったんですけど)、そしたら、NKホールはその一週間後の7/10で閉館しちゃってたんですね。今思うと残念。それにしても、2011年まで我々は東京に住んでいたんですが、住んでてもホントに知らないことって多いのね。。。

ストリートビューに、ちょうど解体するところが残ってました。
150718maihama_nk_hall1.jpg
実は舞浜にはいろんな想い出があります。
初めて行ったときに泊まったのが、今はオークラになってる当時の第一ホテル(NKホールのすぐ左隣)。次は右のヒルトン。シェラトンでは、磁器絵付けをしていた時に展覧会を行いました。今思うとゴージャス!あ、違った。上のは2004年の浦安ブライトンホテルで、2001年のシェラトンはコッチ(めっちゃヘタ)。
いつのまにか、ディズニーホテルも3つも出来てたんですねぇ。でも今だったら、私は東京ベイ舞浜ホテルに泊まってみたいかな。まぁ、たぶん行くことは無さそうですが。。。


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依存することとそこから抜け出す方法。

150712my365_n.JPG150712_MG_0361web.jpgIMG_9301.JPG今度、EPSONの布にも印刷できるプリンタで出力して、オリジナルの布で作品を作って展示する「紡ぐ展」に出展することになった。すごく楽しみなんである。

4年前までは帽子の学校に通っていた。最後の方は帽子作家なんて名乗ったりして、何だか赤面ものだけど、自分としては必死だったなぁ、と思う。ただ言えるのは、帽子の学校が本当に楽しかったのは、帽子を売ろうなんて考えてなかった、ウェデイングの帽子を作った頃までで、着物イベントで帽子を販売してから、急速に帽子作りは「義務」になって、苦しいだけの作業になって行った。

結局のところ「絵がダメだったから帽子で」なんてふざけた考えが通用するほど、甘い世界ではないことを思い知り、帽子の道はスパッと諦めて、今はイラスト一本でやっているわけである。けどね、逃げ場がないというのは、本当にしんどい。

精神的に依存しやすい人が、依存しない方法はただ一つ。依存しないようにする、のではなく、多くのものにちょっとずつ依存するのが正しい、という理屈に気づいたのは、割と最近だけれど、実は私は20歳くらいの頃から、このことを肌で感じて実践していた。常に二つの世界を持って、そこを行き来しつつ生活しないと、自分の精神が安定しないことに気づいていたのだ。

先日、Rossoのイベントで知り合った人たちの写真展を見に行った。Zip-FMの主催するモーチャ写真部のイベント。行ってみて思ったのは、とにかく楽しそうだってこと。私が普段出す展示は、どうしても仕事と直結してしまうので、ただ純粋に楽しむという感じではなくて。
ああ、いいなー、こんな風に、ただイベントを楽しむような時間が欲しいなぁ、と思った。思わず、入っちゃおうかと思った、モーチャ写真部(部員募集中だそうです)。

仕事って言うのはこの世で一番エキサイティングで楽しいものだと思う。仕事が趣味みたいなもので、一番楽しいからいいんだ、と思っているけれど、ただでさえ、厳しい世界に身を置いているので、どうしても、交感神経バクバクで、リラックスとは程遠い状況になってしまう。次から次へとあれこれ考えないと、置いていかれそうで。心休まる暇がない。

そんなわけで、先日「ブログを趣味にします」宣言をして、結構楽しく書いているんだけど、すごく閉じた趣味なんだよね。このブログもリンクしてるアメブロもコメント欄は閉じてしまっていて、交流がない。実はコメントに返事するのも、相手のブログにコメントするのも苦手で、こう言う形にしているのだ。
(できれば、FBもコメントできなくしたいくらい。SNSでそれって、意味ないじゃんって話だけど(笑))

やっぱり仲間とリアルに交流しながら、仕事みたいな完成度を求められずに創作できるのものがいいなって思う。って考えると、帽子に復帰できるのが一番いいんだよねぇ。次に復帰しても、もう売ろうなんて考えないでさ、楽しくやりたいの。死ぬほど努力するのはイラストだけでいい。すごく親しい人だけにお譲りすることはあるかもだけど、基本は私とオットのだけ。

そうそう、最近帽子の学校のお便りで読んだんだけど、この方、私が帽子の学校を休学してから入学して、たった3〜4年でお店開いちゃったんだって!!すんばらしい!やるならこれくらいやらねばね!お会いしたことないけど、応援したいわって思うー。
LeonCecilia http://leoncecilia.jugem.jp/

150629t6qvhm8-20150629221139.jpg150629q4zblud-20150629221311.jpg030626.jpg
おまけ
帽子イベントの懐かしい写真をおどろな感じに加工してみた。それから、趣味で絵付けやってた頃の写真。コレも楽しかったなー。そうそう、途中のサンマルクカフェの写真は、久々入ったら、ベトナムコーヒーがあって、美味しかった♡という話。え?今更でゴメンナサイ〜。


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